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2014年9月

2014年9月25日 (木)

第82回版画展入選

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                                入選作    chat with stone 4           450x360

第82回版画展にこの作品が入選しました。石ころとおしゃべりシリーズの一つです。
2つの作品を搬入しました。3点搬入を推奨されるけれど、最後の作品を置いていきました。
どちらかが入ればいいのだから、迷いませんでした。

横浜美術館の市民アトリエに通って制作したのですが、新しいニスの粘度が面白い線を描けたのだと思います。
インクの色はシャルボネのプルシャンブルー。結局この色が段階もでるし、深みも出たのです。

版画展に展示されて研究会でどんな感想を聞けるか楽しみでもあります。

入選するという事はそういうチャンスもあるということです。

アクアチントの調子を良く出すためには松脂を均一に溶かすことなのだけれど、横美のアトリエではアルコールランプの炎でするしかないのです。
それが難しかったのです。バックのアクアチントがもう少し均一に出ていれば良かったと、インクを詰めながら思っていました。

石ころが押しくらまんじゅうしながら遊んでいるような感じは出たかもしれない。

版画展は3年前に初出品初入選して今回2回目の入選です。
励みになって本当に良かった。

10月5日~19日 東京都美術館

2014年9月14日 (日)

chat with stone 5

Rimg3658_550x413

5作目の石ころシリーズを完成する。

石の形はやや扁平をえらんで、やはり雲の状態をイメージしてみた。
石の重なりは大分なれて、腐蝕の具合いをやや強め。
どう出るかが楽しみでもあり。不安でもある。

下に落ちたような雲の端くれ、バランスとるのが難しい。
波を打ったような曲線をルーレットで描いてみた。
丸い小さな石ころに傘を被せてみた。
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青のインクはコバルトブルーを買ってきて、日本製とフランス製の2色を試してみた。
日本製のコバルトブルーは思ったような伸びがでない。
シャルボネのコバルトブルーは柔らかく伸びるのだけれど、諧調がでない。
この腐蝕時間では色が濃く出てしまって柔らかさがでない。

最初に戻ってオーシャンブルーで刷ってみる。

伸びが良いし、諧調もいい。

黒い感じも試してみる。ペイネブラック。どんな感じになるのだろう。
あんまり魅力的ではなかった。
Rimg3663_550x413_2
横美のアトリエで4種4枚いろいろ変えて刷ってみた。

試す時間は楽しい。一番ぴったりの色がきっと見つかる。

今度は暖色系を試してみよう。当分アトリエの予約が入っていないのでいつになるか
分からないけれど。

2014年9月 4日 (木)

chat with stone 3

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何枚刷ったかな。ここに至るまでに。
はじめてうまく刷れたという感触があった。
始めは紙はハーレミューレ5761を使っていた。ややクリームがかっているので、青との取り合わせが重くなるような気がしていた。青のインクプルシャンブルーとオーシャンブルーを使っていて、少し混色したりしたけれど、いまひとつ不満があった。

紙を同じハーレミューレの白、5745に変えて刷ってみる。
紙の湿しもパットにしばらく浸し、吸い取り紙に吸わせてから、いい湿り気の時に、ぴったり合わせることが出来た。

インクの乗せ方も、今まできれいに出なかった白い四角の部分は丁寧に拭き、白さを浮き出させた。オーシャンブルーのみを使用して。

プレスして紙をめくった時、はじめてうまく出来たという感触があった。
こんな気持は、この版では初めての経験。何度も刷って7枚目の仕上がりだった。
紙の色を白くしたのも良かったのかもしれない。

横浜美術館の市民のアトリエの版画工房。夏休みが終わって2回目の作業日。
朝10時から午後4時半まで使用できる日。
版画展の搬入日が近づいているので、アトリエ内はみんな黙々と仕上げに掛かっている。
プリンターの順番待ちが出たりして。

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