2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月

2012年10月22日 (月)

秋の祭典も幕を閉じ

今年の秋は賑やかだった。一陽展と版画展、張り切って二股かけて、見事成功。
こんな事、元気な私にしかできなかった。今できること。してみたかったこと。
特に気を吐いたわけではない。ある意味、機が熟したのかもしれない。
今年の展覧会はあと月末の文房堂での版画展を最後に終了。

1月 南島原市セミナリヨ版画展入選  Rapsody in blue
4月 一陽会東京展  2点出品 東京都美術館
5月 八雲展〈高校同窓会〉 3点出品 O美術館
6月 葵展 〈竹中工務店〉3点出品  京橋ギャラリーくぼた
10月 一陽展 1点入選 Debris 奨励賞 国立新美術館
10月 版画展〈日本版画協会80回記念展〉 1点入選 Crashing 東京都美術館 
11月 版画展〈多摩美生涯学習講座〉2点出品 文房堂ギャラリー

ふと思ったのだけれど、こんな時期が70代に来て良かった。余命いくばくもない時期だからあと数年楽しめればいい。
これが3.40代の前途遙々な時期だったら、数十年、自分の才能を発掘し、維持するために、どれだけの努力と運を持ち続けなければならないことか。

今なら、いままでしてきたこと、少しはストックがあるとするなら、掘り起こして、叩きだせばいい。
設計図を描いてきたこと、建築を学んで良い物を見てきたこと、インテリアデザインをしながら、デザイン力をつけてきたこと、みんな何処かに残っている。それを版画の中に出し切ればいい。あと数年ならその力はまだ出せる気がする。        

0604                     葵展 ギャラリー久保田 

Debris_3                一陽展 国立新美術館 六本木

                

2012年10月 9日 (火)

第80回記念版画展@東京都美術館

2012

第80回版画展のカタログの表紙は安藤真司さんの得意な花の絵。いつ見ても端正で正確なデッサン。芸大の公開講座でお世話になった作家である。

こんなカタログに初めての出品作品が掲載されている。なんと嬉しいこと!!
さっそく初日に出かけて初出品の在処を確認してきた。初日が選外作品の搬出日でもあったから行かざるを得なかったのもある。
今回は同時に開催された世界中の招待作家展が1室目から展開されていて、ちょっと異質な雰囲気ではある。同じ銅版画でも世界観が違うのだ。

会員、準会員と順番に展示され、まさにご活躍中の馴染みの会員の方々の部屋は、さすがに堂々としていて、自信に満ちているようにみえる。

Photo

一般公募はA部門(大型作品)B部門(小型)とに分かれていて、今回は 作品数836点
(352名)搬入され245点(240名)が入選している。私はB部門である。
どこにあるかなぁと会場を半周した頃、やっとB部門グループの場所が見つかり、
2段重ねでびっしりと展示されていた。量が多いから3段重ねになると聞いていたから、ちょっと安心した。ほら、真ん中の上、青い作品《crashing》があるでしょ。自然にさりげなく
収まっているように見えた(ほっ!)初デヴューはまぁまぁかな。

Crashing_2

初日はこれだけ確認して選外作品の搬出に地下倉庫へ取りに行き、直帰した。
改めて4日後、ゆっくり鑑賞に行ってきた。
会場は空いていて本当にじっくり、ゆっくり見て来れた。版画工房の知人に会えて、作品を見てもらったら、額の色が濃いからもっと白いのにすればいいのにとのご意見。

お目当ての作家の作品は見れたけれど、カタログに掲載されていないので、担当者に聞いて貰ったら、写真撮影の日までに間に合わなかったのでは、という事らしい。
参加して観るのと、単に鑑賞者として見るのでは、大分違うことを体験できた。
やはり中に入って見なければ見えてこないものもあるものね。

受賞者10名がほとんど女性であるのがやはり驚きであった。しかも柔らかい、やさしい、
朧げな作品ばかり。今の世の中の風潮なのかなぁ。

10月19日まで開催。  20日には再度搬出に出向くことになる。

2012年10月 1日 (月)

公募展に入選の知らせ

Photo

一陽展は4回目だから、多分大丈夫だろうと思っていました。
2通の封筒が届いたので、何だろうと開けてみると、入選作に奨励賞授与のご案内でした。
“奨励賞だって”と思わず夫に報告したら、“良かったね”と始めて小さい声で言ってくれて・・・・
最初の頃、出品していたときは、何それ!と全く無視。
うまいねなんて上っ面の感想言われるよりは、ずっと気がらくでしたけれど。

いつも工房で一生懸命一緒に励んでいる仲間からは、素直に良かったねとメールが。
永年の八雲展仲間は、“この写真で見る限り、才能を自覚した自信が読み取れます。次のステップを期待します”とありがたいメールがきました。
友人たちのお言葉はことのほかうれしい。

版画展は無事1点入選。3点搬入して、作家の力量をみるのです。初めに試しに作っていた作品が、入選でした。提出前に3点並べてみて、もしかしたらこれいいかも と思ったものと同じでした。勢いがあって、色も華やかでしたから。
版画協会展にはこの日まで出品するチャンスがなくて、出せる作品も出来ていなくて。
それでも一度は参加してみたいとかねがね思っていましたから。
周りの仲間や工房で知り合った人たちの作品を展覧会場で見るようになって、これなら、大丈夫かもしれないと、だんだん気持が熟して来たのだと思います。今年は。

ここ10年間こんなに楽しくのめり込んで、やってこられたのは、きっと銅版画というより、銅という金属の幅広い表現能力に惚れたのだと思います。

これはどう!こんなことできる?もっと強く!といつも銅と会話して、それに石ころが従いてきて、わがままな私の願いをきいてくれて、最後にはニコッと笑っていい姿を見せてくれて。 そんな作品が今年は六本木の美術館と、上野の都美でご挨拶していますから、観に行くのが不安のような、だって沢山の大型作品の中でけなげに頑張っているか、いじけているか、
やっぱり我が子の晴れ姿って、観るまで不安です。

一陽展  10月3日〜15日    国立新美術館(六本木)   

第80回記念版画展  10月5日〜19日  東京都美術館(上野)

Debris_2        Blue_memory3b_6

debris 300×300  一陽展             crashing 350×300 版画展

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »