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2011年4月 3日 (日)

大矢雅章《版画と詩による本の表現展》@ギャラリー無有斎

江東区牡丹(東京メトロ門前仲町より徒歩10分)に出来た新しいギャラリーで大矢さんの個

http://ohyaohya.exblog.jp/13077424/が開かれたので、見知らぬ町に探検気分で出かけ

て来ました。この時期うまく開催されるか心配でしたが、滞りなく準備されて中々良くできた

展覧会になっていました。

彼の最初の詩画集《糸遊》は2008に養清堂画廊で発表し、2作目になる《星の詩韻》は

パリ留学を終えた後2010にやはり養清堂画廊で発表したものでした。

今度新しく出来る門前仲町のギャラリーで個展の声が掛かった時.何を出そうかなと迷って

いたようなので、”詩画集にすれば”とひと言声を掛けたことがありました。

こうして2作まとめて、発表の場を得られたのは、中々表に出にくい詩画集を再び人の目に、

晒す事で息を吹き返したような感覚でした。

私が版画制作のむずかしさに迷い込んでいた時期に、『何でもありだから、自由にやったら

いいですよ』と声を掛けてくれた時から、羽を貰った鳥の気分で自分の版画を作れるようにな

った気がします。それ以来、師匠と思うようになりました。

いまどき詩画集のマーケットはゼロです。とある工房の人が言っていたのを思い出します。

プロの版画家は作品を売らなければ生活が成り立ちません。それを承知で作り続けなくては

ならないけれど、人を感動させる作品が出来れば、きっと羽を得て飛んでいく時は必ず来る

と信じています。手を緩めず、気もゆるめずに、感動させられる作品を作り続けて欲しい。

オープニングパーティーには大矢ファンが集まって和やかに開かれました。0402

フランスの詩人ロベール.マルトーの詩をご本人の声で録音したテープを用意して、さらに作

品の密度を濃くした努力。フランス語は分らなくても、詩人の声を聴けた事、3回も繰り返し

聴くうちに、版画と詩が一体になっていくのを実感しました。

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